2003年12月30日
ホテルのプライド
昨日泊まったのは、その形のユニークさで知られるみなとみらいのホテルだった。
私の実家の忘年会で私が予約してホテルで待ち合わせだったのだが、先についていた父がチェックインしようとしたところ、私の予約はあるが父の名での予約がないと大騒ぎ。
一文字違いであったそうだが、かなり長いこと待たされた。
私の予約が入っているなら、何故父の名が出てこないのだろう?
どうも解せない。
夕食はどうしようということになり、ランチはよく利用していたそのホテルのイタリアンに予約を入れて、子ども達のお誕生日のプレゼントを買ってもらいにランドマークへ。
GAPで洋服をたくさん買ってもらっていた。
上のあーちゃは、子供服で見つからず、レディス売り場でいいものを見つける。
…そんな大きさか、もう。しばし感慨にふけってしまった。
買い物でいくら疲れても、ホテルがすぐそばにあるととても気楽だ。
たくさんの袋を提げて部屋に戻り、荷物を置いて夕食に出かけた。
一番奥のテーブルに案内されて、ひたすら待つ。
…メニューも持ってこないので10分くらい待った後にやっと頼んで持ってきてもらう。
新酒飲み放題のコース6000円と言うのがあったので、大人はみなそれを頼んだ。
コースの料理はワインを楽しむためのものになっています、と言う。
新酒の銘柄は書いていなかったが、きっと無名でも美味しい物を仕入れてきて出してくれるのだろうと思っていたのだが………。
ワイングラスに注ぎながらこういわれたのだった。
「十勝のワインになります」と。
……一流ホテルのイタリアンレストランでワインを楽しむための料理をコースにして出して、その場合の『新酒』って言ったら、十勝のワイン出します?普通?
十勝に恨みがあるわけじゃない、それでもそれでも美味しいなら文句は言わないさ、…美味しいなら。
はっきり言って、まずい。
それも新酒らしいフレッシュさが感じられればまだ許せたが、どうあっても新酒とは思えない香りのものだった。
おまけにメイン料理の豚肉は、完璧に冷めていて、それまで散々文句を言っていた母をなだめていた妹さえ、ウエイトレスに文句を言わせるほどの代物だった。
前にランドマークタワーで働いていた妹によると、みなとみらいで一番端にあたるこのホテルまで人が流れてこなくて苦しいのではないかと言う。
それがあたっているのかどうかは知らないが、チェックインしてすぐにお茶を飲んだ一階のカフェテリアも日曜だと言うのにがら透きで、母達が頼んだ紅茶がとても冷めていたそうだ。
あーちゃでさえ、ぬるくて飲めなかったというほどに。
客が少ないから、従業員の質やメニューを落としているのではますます逆効果だ。
もう二度と行きたいとは思わないが、生ぬるい目で見守っていこうと、ひどいワインを飲んだ後、必ずなる胃のむかつきが続く中で思ったのだった。
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